【プロが選ぶ】ホームセンターで買える『コスパ最強』電工工具5選

工具

「DIYや仕事で使う道具を揃えたいけど、プロ用メーカー品は高すぎて手が出ない…」 「ホームセンターの安い工具って、すぐにダメになるんじゃないの?」

そんな不安を抱えていませんか?

確かに、1丁5,000円もするような高級ブランド工具は素晴らしいです。(私は趣味もありますが、工具に一体いくら使ったか検討もつきません・・・)

でも、「ホームセンターの工具と大差ないときがほとんどです。」

今のホームセンターは進化しています。というより、ホームセンターは、プロ向けで商品をそろえている面すらあります。

プロが現場でガンガン使っても耐えられる、「安くて、タフで、使いやすい」コスパ最強の工具が、あなたのすぐそばの売り場に置いてあります。

私自身、長年現場に立っていますが、「結局これが一番使いやすくて、もう3本目だよ」なんていうホムセン工具が実はたくさんあります。

そこで今回は、「高い工具じゃなくていい!」を合言葉に、私が実際に使って確信した、ホームセンターで買えるおすすめ工具5選をご紹介します。

これを読めば、予算を抑えつつ、一線級で戦える「最強の道具箱」が完成しますよ!

はじめに:電工○○って?

そもそも「電工道具」と聞くと、何か特別なプロ専用のものというイメージがあるかもしれません。しかし、特別気にしていなくとも、「買った工具が電工仕様だった」なんてこともよくあります。

電工工具一言で言えば「電気を扱う作業がしやすく、安全に作られた道具」のことです。

普通の工具と大きく違うポイントは主に3つあります。

  • グリップの絶縁性 電気を通しにくい素材で作られており、万が一の感電を防ぐ工夫がされています。
  • 「切る・剥く・締める」に特化している 電線(銅線)を軽い力で切るための刃の形状や、ネジを回しやすい太めのグリップなど、電気作業特有の動きに合わせて設計されています。
  • 過酷な環境に耐えるタフさ 現場での使用を想定しているため、多少の衝撃や汚れではびくともしない耐久性を持っています。

「自分はプロじゃないから…」と遠慮する必要はありません。「使いやすくて安全」な電工道具は、初心者やDIYユーザーにこそ使ってほしい最強の時短アイテムなんです。

今回は、そんな電工道具の中でも「ホームセンターで手に入る、コスパがバグっている名作」だけを厳選しました。

プラスドライバー:ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー +2×100 220

電工道具を揃えるなら、まず最初に手に入れるべきがこれ。日本中の現場で愛されている、ベッセルの「ボールグリップドライバー」です。

なぜこれが「最強」なのか?

  • 圧倒的な「回しやすさ」 特徴的なこの丸いグリップ(ボールグリップ)。手のひら全体で包み込めるので、固く締まったネジでもグッと力を込めて回せます。一度これに慣れると、細いドライバーには戻れません。
  • 「叩ける」わけではないけれど、驚くほど丈夫 (※貫通タイプではないので叩くのは厳禁ですが)非常にタフに作られています。軸の精度が高く、ネジ山をなめにくい(壊しにくい)のが最大のメリットです。
  • どこでも買える、どこでも安い コーナン、カインズ、DCM…どこのホームセンターでも数百円で売っています。「安くて、プロも使っていて、壊れない」。これこそがコスパ最強の証明です。

現場目線のアドバイス

電工用として選ぶなら、軸の長さは「100mm」がベストバランス。狭い場所でも邪魔にならず、深めの場所にあるネジにもしっかり届きます。

また、ドライバーには「番手」というものがありますが、「+2」が最もスタンダード(対応できる幅が広い)ため、これ1本で対応できるネジは非常に多いです。

ドライバーは各メーカーが出していますが、これほど「安い」「上部」「使いやすい」の3拍子そろったものは中々ありません。

高い工具も色々買いましたが、メインドライバーは相変わらず、ベッセルです。

プラスドライバー:ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー -6×100 220

プラスドライバーを買ったら、必ずセットで揃えておきたいのがこの「マイナス」です。

「今の時代、マイナスネジなんて滅多にないでしょ?」と思うかもしれませんが、電気の現場ではネジ回し以外の出番がめちゃくちゃ多いんです。

なぜマイナスも「セット」で必要なのか?

  • 「はずし穴」に必須のアイテム コンセントやスイッチの裏側に電線を差し込むとき、間違えてしまったら…?その電線を抜くための「はずし穴」に差し込めるのが、このマイナスドライバーなんです。これがないと電気の作業は詰みます。
  • 「こじ開ける・削る」の万能選手 固着したカバーを少しこじ開けたり、ちょっとしたバリを削ったり。先端が平らなマイナスは、ヘラのような使い方ができる万能ツールになります。
  • 意外と多いマイナス専用ネジ マイナスなんてあまり見ない・・・ということは、あまりありません、以外とマイナスネジは普及してます。

現場目線のアドバイス

マイナスドライバーを「こじ開け」などに使うと先端が欠けやすいのですが、ベッセルの軸は本当に強い。数百円でこの耐久性が手に入るのは、まさに「価格破壊」です。

私は他のドライバーを買った時も、ベッセルのドライバーが基準ですが、このドライバーの完全上位なんて見たことがありません。

フジ矢(FUJIYA) スタンダードニッパー 150mm (または強力ニッパー)

ドライバーの次に揃えるべきは、電線を切るための「ニッパー」です。

ここでケチって100均やノーブランドの安物を買うと、後で必ず後悔します。

ホームセンターで手に入る最強の選択肢、それが老舗メーカー「フジ矢」のニッパーです。

なぜこれが「最強」なのか?

  • 「サクッ」と切れる快感 安物のニッパーが「潰して切る」感覚なのに対し、フジ矢は「刃がスッと入って断つ」感覚です。電線の切り口が綺麗なので、その後の皮剥きや接続作業が圧倒的にスムーズになります。
  • プロも愛用する「耐久性」 「強力ニッパー」タイプを選べば、少し太めの電線(VVFケーブルなど)を毎日切っても、刃がこぼれにくいです。ホームセンターに並んでいる製品でありながら、中身は完全なプロ仕様です。
  • 手に馴染む「絶妙な反発力」 バネなしタイプでも、開閉のスムーズさが段違いです。長時間の作業でも手が疲れにくく、指にフィットするグリップ形状は「さすがフジ矢」と唸らされます。

現場目線のアドバイス

サイズは150mmが一番の万能サイズ。手のひらに収まりが良く、腰袋に入れても邪魔になりません。もし「電線もガンガン切りたい」なら、一回り大きい175mmの「強力ニッパー」を選んでおけば間違いありません。

また、ニッパーは、かなり酷使して使用することが多いです。高級工具を使えとはなりませんが、安物は一瞬で壊れます。

入門のニッパーとしてフジ矢は、非常にコスパが良いといえるでしょう

フジ矢(FUJIYA) スタンダードペンチ 175mm

「回す」「切る」と揃えたら、次は「掴む・曲げる・切る」のすべてをこなす万能選手、ペンチの出番です。ここで選ぶべきは、やはり信頼のフジ矢。

「ペンチなんてどれも同じでしょ?」と思っている人にこそ、ぜひ一度握ってほしい名作です。

なぜこれが「最強」なのか?

  • 「噛み合わせ」の精度が段違い 安物のペンチは、先端が微妙にズレていて薄いものが掴めないことがありますが、フジ矢はピタリと合います。電線を曲げる、薄い金具を掴むといった繊細な作業が驚くほど正確にできます。
  • 圧倒的な「切断力」 ニッパーがない時でも、このペンチがあれば電線(VVFケーブルなど)を軽々切ることができます。特に「ハイパワー」タイプはテコの原理を応用しており、軽い力で太い線がパチンと切れます。
  • 「一生モノ」と言えるタフさ 現場でガシガシ使ってもガタが来ません。しっかり手入れ(油を差す)をすれば、何十年と使い続けられるタフさを持っています。

現場目線のアドバイス

おすすめのサイズは175mmです。200mmだと少し大きく、150mmだとパワー不足感があります。この175mmが、腰袋に差した時の収まりも良く、一番使い勝手が良いサイズです。

ニッパーで切れないものを、ペンチで包含してくれます。

オルファ(OLFA) カッター(各種:特専黒刃)

最後にご紹介するのは、もはや説明不要の文具メーカー「オルファ」のカッターです。

「電工ナイフじゃないの?」「電工道具なのにカッター?」と思うかもしれませんが、カッターの登場場面は意外と多いものです。

資材を搬入した際の段ポールであったり、ホースの切断が必要になったりと、電工ナイフとは別で、剥き身の刃物があると重宝します。

※もちろん電線を剥く場合は電工ナイフが良いです。これは中の電線を傷つけないためにも、カッターの使用は控えるべきです。

なぜこれが「最強」なのか?

  • 「特専黒刃」の切れ味が異次元 普通のシルバーの刃ではなく、この「黒刃」を一度使ってみてください。電線の被覆(外皮)を剥くとき、力を入れなくてもスッと刃が入ります。この「軽い力で切れる」ことが、怪我を防ぐ最大のポイントです。
  • 「研ぐ」必要がないメリット ナイフは切れなくなると研ぐ技術が必要ですが、カッターなら刃を折るだけで新品の切れ味が復活します。忙しい現場で、常にベストな状態で作業ができるのは最強の時短です。
  • どこでも手に入り、コスパも最高 本体も数百円、替え刃も安く、どこのホームセンターにも置いてあります。「なくしても、刃が欠けても、すぐに現場復帰できる」という安心感は、高いブランド工具にはない強みです。

現場目線のアドバイス

おすすめは、しっかりと握れる「大型カッター」。そして、ネジで刃をしっかり固定したい場合は「ネジロック式」を選んでください。力がかかる作業でも刃が引っ込まず、安全に作業ができます。(スライド式は、刃が出しやすいというメリットが大きいので、私はスライド式を使ってます。)

タジマ(TJM) セフコンベGロックマグ爪25 5.5m

最後はメジャー(コンベックス)の紹介です。※メジャーもいろんな種類がありますが、コンベックスとは、鋼製の巻き尺で、現場作業員が腰に常備していることが多いものです。

「メジャーなんて100均のでも同じ」と思っていませんか?実は、作業のストレスが一番溜まるのがこの道具です。プロの現場で圧倒的なシェアを誇る「タジマ」を選べば、測る作業が劇的に楽になります。

今回紹介しているものは、私も普段から使っているものです。

なぜこれが「最強」なのか?

  • 一人でも折れずに「伸びる」 安いメジャーは少し伸ばすとすぐに「フニャッ」と折れてしまいます。タジマの「剛厚」シリーズはテープが厚く硬いため、2メートル以上伸ばしても折れずにピンと立ちます。高い場所や遠い場所を一人で測る時に、この差が決定的に出ます。
  • 「磁石付き」の爪が便利すぎる 先端の爪に強力な磁石がついているタイプを選べば、軽天(鉄骨)や盤にピタッとくっつきます。メジャーの端を持ってくれる相方がいなくても、正確に距離を測れます。
  • 落下に強い「Gロック」構造 現場では道具を落とすことが日常茶飯事です。周囲がラバーで覆われたタイプなら、腰から落としても壊れにくく、爪が曲がるのも防いでくれます。

現場目線のアドバイス

長さは5.0m〜5.5m、テープ幅は25mm、先端にマグネットがついているものがベストです。これより細いと折れやすく、これより長いと重すぎと感じます。

多少値段は張りますが、現場作業者の8割はタジマのコンベックスを使用していると感じます。それくらい有名なコンベックスです。商品についている、タジマ特有の「セフ」も、取り外しに非常に便利です。

タジマのコンベックスには様々な種類があり、正直悩みます。「メートル表記」や「尺表記」、長さや、セフの有無などをしっかりと確認して購入するとよいでしょう。

まとめ

ここまで、現役の視点で厳選した「ホームセンターで買える工具」をご紹介してきました。

正直なところ、ホームセンターで買えるだけで、プロ用と忖度ありません。(というよりプロも使ってます)

グレードの高い、プロ用の高級ブランド工具を揃えれば、所有欲は満たせます。でも、今回ご紹介したベッセルやフジ矢、タジマといったメーカーの道具は、手ごろな価格でありながら、現場の第一線で戦える確かな品質を持っています。

大切なのは、高い道具を買うことではなく、「信頼できる道具を使い倒して、自分のスキルを磨くこと」です。※自分の成長に合わせて、その後に上質な工具を買って、オリジナルの道具セットを作っていくのも楽しいです。

まずは明日、お近くのホームセンターに足を運んで、実際にこれらの道具を手に取ってみてください。その「しっくりくる感覚」が、あなたの新しい挑戦の第一歩になるはずです。

もし「近くにホームセンターがない」「忙しくて行く時間がない」という方は、本サイトで紹介している工具のリンクから購入したり、同等品を探してみてください。

あなたの道具箱が、最高の相棒で埋まることを応援しています!

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