「筆記試験の手応えはあったけれど、次はどうすればいい?」 「技能試験の工具って、セットで買うべき?それともバラで揃えるべき?」「練習用の材料ってどうするの?」
筆記試験を突破した受験生が、次に直面するのが技能試験の練習です。
技能試験の本番で使用する工具は、レンタル等はなく、自身の工具を持参して試験に臨む必要があります。
知人に借りて練習や試験を受けることも可能ですが、それができない場合は、全て自前で工具を揃えなければなりません。
技能試験は、技術以前に工具がなければスタートラインにすら立てません。我流で使いにくい道具を選んでしまうと、電線の被覆を剥くといった単純な作業で時間をロスし、焦りから重大な欠陥を招いてしまうからです。
また練習材料も適切なものを選択しないと、本番と異なる仕様のものがあった場合に対応できません。
この記事では、独学で第二種電気工事士に合格した私が、実際に使用した必須工具セットと効率的な練習用材料の選び方を徹底解説します。
(工具)迷ったらこれ【HOZAN(ホーザン)DK-28 基本セット】
これはもう定番中の定番です。私はこのセットとほとんど同じ「DK-11」のセットを買いました。(こちらは次でお話します。)
私の知人もこちらを使用した人が何人かいましたし、当日の試験現場でも同じものを持っている人がたくさんいました。
内容物は以下の通りです。
HOZAN(ホーザン)DK-28内容物
- プラスドライバー(2番)
- マイナスドライバー(5.5番)
- VVFストリッパー
- 圧着ペンチ
- ペンチ
- 電工ナイフ
- ウォータポンププライヤー
- 布尺
- ツールポーチ(入れ物)
- 第二種電気工事士、技能試験対策ハンドブック
何が何だかわからない人もいるかもしれませんが、技能試験の練習を始めると、当然のように「VVFストリッパーを使って~」と出てきます。
この工具をそのまんま使用したHOZAN社の解説動画も、非常にわかりやすいので、練習中に迷子になることも少ないです。
値段は10,000円を超えますが、試験後の実務にも使っていける、プロレベルの工具です(流石はHOZAN)。
「既に持っているドライバーと被ってしまう」などはあるかもしれませんが、よほど重複しない限りは、単品で買うより安いでしょう。
また、「技能試験対策ハンドブック」が地味に役に立ちます。私は知人から譲り受けましたが、小さい冊子で非常に持ち運びやすく、試験直前で「この問題がでたら複線図はこうだから~」とイメトレに重宝してました。
(工具)第一種も見据えて【HOZAN(ホーザン)DK-11 基本セット】
D-28に「より線用ワイヤーストリッパー」と「ケーブルカッター」が追加された、第一種電気工事士の技能試験用のセットです。
第一種電気工事の実技試験も、第二種の試験と非常に似通っていますが、使用する材料が一部変わります。
ケーブルカッターは出番が少ない(ペンチでもなんとかなる)のですが、「KIP_8mm²」や「VVR5.5mm²×2芯」といった太い電線をワイヤーストリッパーを使用すると楽に加工できます。(第二種の受験では関係ありません。)
私は第一種電気工事士取得を、そもそもの目標としていたのでこちらを購入しました。
内容物は以下の通りです。
HOZAN(ホーザン)DK-11内容物
- プラスドライバー(2番)
- マイナスドライバー(5.5番)
- VVFストリッパー
- 圧着ペンチ
- ペンチ
- 電工ナイフ
- ウォータポンププライヤー
- より線用ストリッパー
- ケーブルカッター
- 布尺
- ツールポーチ(入れ物)
- 第一種電気工事士、技能試験対策ハンドブック
注意点として、「技能試験対策ハンドブック」は第一種用となっています。
ネットの情報や他の教材で、いくらでも代用できるのですが、第二種電気工事士の学習の際に間違って参考にしないようにしてください。(同じように候補問題が15問入ってますが、第二種の候補問題と全く内容が異なります。)
(練習材料)定番【ホーザン(HOZAN) 令和7年(2025年) 【第二種電気工事士技能試験 練習用部材 ハンドブック付】】
こちらもまたままHOZANです。価格は1回セットでも20.000万円以上します。(ホーザンの材料は少し高めです。)
他のメーカーのモノと違いはほとんどないですが、私はYoutubeで公開されているHOZANの解説動画を見て練習するつもりだったので、こちらを選びました。
各材料を個別で見つけられれば、安く材料を揃えることができるかもしれませんが、非常に種類が多いため初心者にはおすすめできません。
材料はどこのメーカーでも良いですが、セット品を買うようにしましょう。
一番の悩みどころは「練習回数」
いろんなセットがありますが、1回分~3回分と13問が何度練習できるかで価格が変わります。(使いまわせる部材もあるので、回数に応じて値段が倍になるとかではありません。)
少しでも多く練習した方が良いと考え、私は2回用を購入しました。
ですが、結局13問を1周どころか7問程度しか練習しませんでした。
やる気がなかったわけではなく、練習する時間をあまり設けることができなかったのが理由です。
1次試験(筆記試験)から時間がない
| 試験区分 | 【上期試験】 | 【下期試験】 |
| 申込期間 | 3月16日(月) 〜 4月6日(月) | 8月17日(月) 〜 9月3日(木) |
| 学科試験 (CBT方式) | 4月23日(木) 〜 6月7日(日) | 9月24日(木) 〜 11月8日(日) |
| 学科試験 (筆記方式) | 5月24日(日) | 10月25日(日) |
| 技能試験 | 7月18日(土) または 19日(日) | 12月12日(土) または 13日(日) |
これは令和8年(2026年)の試験日程ですが、筆記試験から技能試験まで、あまり隙間時間がありません。
人によって、1次の筆記試験の日程は異なりますが、余裕がある人はあまりいません。
「机(床)にスペースを作り、工具を準備し、各設問に使用する材料を準備し、単線図を複線図に変えて、作品を作り…….」2回分を買ったとして、本当に26回できますか?
どれだけ練習に時間を費やせるかが、練習セット選びの基準になります。
社会人や時間がない人は「1回分」
時間に余裕ある人、本番を想定した練習がしたい場合は「2回分」
1回分でも問題ありませんが、技能試験の一番の難関は「時間」です。
1問、2問の練習では40分を切ることは中々できません。(覚えるので精いっぱいです。)練習する内に、だんだんとスピードが上がっていきます。
2回分を購入すると、1度全てを練習した上で、本番想定の練習をすることが可能です。より安心感を持って試験にのぞめるでしょう。
もちろんたくさん練習をした方が、合格しやすいのは間違いありません。また私のように「この問題がでたら厄介だな」と当たりをつけて箇所だけ練習するのもありです。(実際は山が外れて、当日プチパニックになりましたが)
現実的に練習できる回数を考えて材料セットを選ぶのが、費用面も含めて効率的と言えるでしょう。
超おすすめ(工具&材料)「電池屋」 第二種技能練習セット
↑画像タップで商品ページへ
いろいろ前置きがありましたが、私は後輩たちには、問答無用でこのセットをおすすめしてます。
「なんかいろいろ買うのか・・・面倒だな・・・」という方に向けて、工具も材用も全部まとめたセットとなっています。
工具はホーザン製のものが入ってます。
私は、工具も材料も別々で購入したせいか、かなり高くついてしまいました。
それに比べて、こちらはセットになっている&安いです。 (後輩が購入したものを見ましたが、ホントにこっちでよかったです。)
累計20,000セットの販売の電気工事セットもちろん「工具は持ってる」「材料は1回分でいい」などあると思いますが、電池屋さんのサイトでは工具の有無や回数など、多様なパターンで販売しています。↑
まとめ
いかがだったでしょうか。今回のポイントを振り返ります。
- 工具はホーザン製がおすすめ: 解説動画との相性が抜群で、独学でも迷いがないです。
- まとめセットがおすすめ: 費用&購入の手間を抑えられます。
- 時間がないなら「1回セット」: 集中力を極限まで高め、効率的に全13問を攻略する。
- 時間があるなら「2回セット」: 1周目は覚えることに専念。2周目は本番想定での練習。
道具を揃えたその日が、あなたの合格へのスタート地点です。
また本サイトでは、私が筆記試験の際に使用したテキストなども紹介しています。
【筆記試験】第二種電気工事士 筆記試験 独学で使ったテキスト3選
「時間がないから」と諦めるのではなく、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを出せるよう、準備を始めましょう!
あなたの挑戦を応援しています。



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